NICE 電子申請オプション

NICE 電子申請オプションの概要
NICE 電子申請オプションは事前申請から本申請まで、いつでもどこからでも申請が可能になります。
国土交通省の推進するBIMの普及と令和3年1月から施行された押印手続きの見直しにより、従来の文書での申請に変わるスタンダードな申請の形になりつつあります。
NICE 電子申請の流れ


NICE 電子申請オプションの特長
01幅広い利用用途と申請受付の24時間化
事前審査のみのご利用から、本申請まで幅広くご利用できます。
夜間・休日・申請地を問わず申請が可能となり、新規顧客の掘り出しにも貢献します。
そして押印手続きの見直しにより、ますます申請者からのニーズが高まっているシステムです。
02申請データ連携による入力手間の削減
申請者が作成した申請データをシステムへ直接読み込むため、今までの手入力の手間を省くことができます。
確認申請プログラム(申プロ)データに加え、ARCHITREND ZERO(福井コンピュータアーキテクト株式会社)の「WEB申請書作成ツール」で作成した電子申請データの読込も可能です。
性能評価・適合証明・省エネ適判も電子申請オプションを利用することで、申請データをシステムへ直接読み込むことができます。
03ニーズにあわせた画面構成
各種申請書の項目を直接入力してデータを作成可能です。
- 入力順が申請書に則しており、入力ミスが起こりにくい設計です。
- 物件の一覧管理が可能、進捗状況を一目で把握できます。
- 質疑応答はチャット形式で直感的な操作が可能、対話に近い感覚でコミュニケーションが図れます。
申請書作成・申請
建築場所の住所から、行政庁報告先窓口・消防署・保健所名といった情報を自動取得しシステムに登録するので人為ミスがなくなります。
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申請書作成・申請 - データ作成と管理機能
- ブラウザで各種申請書の入力項目を直接書き込み、データを作成可能です。
申請書に則した入力順で、入力漏れが起きにくい構成です。
申請者による関連する人物のマスタ登録が可能です。 - 出力機能
- 委任状や建築工事届などはExcel出力で作成が可能です。
申請データ項目をリンク可能です。 - データ取り込み
- 確認申請プログラム(申プロ)およびARCHITREND ZEROで作成した電子申請データの読込に対応しています。
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事前相談 - PDF化
- 作成した申請書はPDFファイル化され、申請書類として提出可能です。
- ファイルを格納
- その他の図書も申請書と同じフォルダに格納して事前相談が可能です。
- データ取り込み
- 申請を受理すると、NICE確認検査受付システムに申請データを取り込み、事前受付として登録されます。
本申請
- 正本受領の効率化
- 今までの正本受領は、申請者による印刷持ち込みや、押印された図書でも、それが審査済みのものかどうか確認する必要がありました。 本システムでは審査済み図書に対して機関による印影の押下が可能になり、正本図書に要する確認時間を大幅に減らす事ができます。
申請画面
物件管理機能
- 申請者は申請中の物件を一覧で確認でき、詳細も確認可能です。
- 進捗状況が一目で把握でき、申請者対応中か機関対応中かを簡単に判別可能です。
- 物件の検索が可能です。(申請種別や申請状況等で絞り込み可能)
質疑応答 チャット画面の活用
従来の操作と変わらない機関側管理画面
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電子申請管理 電子申請管理機能
- 電子申請物件の検索や利用者の管理が可能です。
- 送信済みメールを確認する機能があります。
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電子申請データ一覧管理 電子申請データの読み込み
- NICE 電子申請から送られてきた申請データを確認し、読み込みます
04フレキシブルな運用
- 柔軟な利用・管理
- 申請者と機関双方にとってフレキシブルで利用・管理が容易です。
新規利用開始は申請者がシステム上で申込し、機関側の承認が必要です。
ログインIDは自動発行され、パスワードは申請者自身で管理していただきますので機関側のパスワード管理は不要です。 - 法改正対応
- ログイン時に常に最新版が起動、個別アップデートは不要です。
- 共有機能
- 社員・パートナー管理機能で物件を自社社員とパートナー(協力会社)と共有できます。
パートナー(協力会社)が直接補正することもできます。
社員・パートナー管理
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- 社員IDの作成と管理
- 申請者が在籍する企業内の別の担当者を独自に追加可能です。
- 社員IDの作成承認を機関側で行う必要ありません。
- ID作成後は自動的に登録されたユーザーへメール通知します。
- また申請者が会社情報を登録した (必須入力) 時点で、 NICEサーバのWEB利用者管理へ 自動的にマスタ登録される ため、電子申請ご利用企業の社員管理状況をいつでも確認できます。
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- パートナー管理機能
- 代理者が申請データを作成し、他の設計事務所や工事監理者も同一の物件の申請図書を作成するような場合、パートナー管理機能によって指定した物件を申請単位で共有し、作成依頼が可能です。
- 事前に依頼をするパートナーに割り当てられている「共有コード」を確認し、パートナー管理画面から共有コードを入力して依頼します。
- ID作成後は自動的に登録されたユーザーへメール通知します。
- パートナーが依頼を承認した後、申請者がそのパートナーに依頼する申請データの編集権限を与えるため、限定的に開放することが可能です。
05セコムトラストシステムズとの連携
同社が提供する「セキュアデータセンター(WEBサーバー)を経由してデータの送受信を実施します。そのため、申請者がNICEサーバに直接アクセスすることはなく、またWEBサーバー自体にデータが残ることもありませんので、セキュリティは万全です。
検査予約オプションとの連携
検査予約オプションとの連携で電子申請画面から予約が可能です。 事前に確認申請等を行っていれば、物件データを自動 的に取得し、入力の二度手間を減らす事が可能です。
性能評価・適合証明・省エネ適判も電子申請オプションをご利用することで、検査の予約も可能となりデータを関連付けることができます。
電子申請検査予約オプション
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- 電子申請画面から検査予約を行う事ができます。
事前に確認申請等を行っていれば、物件データを自動的に取得し、入力の二度手間を減らす事が可能です。
基準法、適合証明、性能評価、省エネ適判に限らずあらゆる検査の予約が可能で、ご利用の業務に関連付けることができます。
地図システムと連動でもっと快適に
検査予約オプションに加えて検査予約地図オプションと連携することで検査予約の申請から検査員の検査物件割付まで、全てシステム内の処理で行うことができます。
詳細は『NICE 検査予約地図オプション』をご覧ください。
性能評価オプションとの連携
申請データを受理後、性能評価オプションと連携し自己評価書の出力も可能です。 また既存の確認申請データを利用して、住宅性能表示事項及び設計内容説明書の入力補助にも対応しています。
電子申請 性能評価オプション(戸建)
申請データの活用
- 既存の基準法申請データを使用した、住宅性能表示事項及び設計内容説明書の入力補助に対応しています。
- 申請データ受理後、NICE 確認検査受付システム性能評価オプションへ連携し、自己評価書の出力も可能です。
- 電子申請 検査予約オプションを利用すれば、申請データを活用して予約データを作成可能です。
適合証明オプションとの連携
申請データを受理後、適合証明オプションと連携し入力手間を省きます。
また既存の確認申請データを利用して、適合証明申請の入力補助にも対応しています。
電子申請 適合証明オプション(新築戸建)
申請データの活用
- 既存の基準法申請データを使用した、新築戸建の適合証明申請の入力補助に対応しています。
- 申請データ受理後、NICE 確認検査受付システム適合証明オプションへ申請データを連携し、入力の手間を省きます。
- 電子申請 検査予約オプションを利用すれば、申請データを活用して予約データを作成可能です。
省エネ適合判定オプションとの連携
申請データを受理後、省エネ適合判定オプションと連携し入力手間を省きます。
また既存の確認申請データを利用して、省エネ適判計画書の入力補助にも対応しています。
電子申請 省エネ適判オプション
申請データの活用
- 既存の基準法申請データを使用した、省エネ適判計画書の入力補助に対応しています。
- 申請データ受理後、NICE 確認検査受付システム省エネ適判オプションへ申請データを連携し、入力の手間を省きます。